妊婦(妊娠中)の着圧ソックス、おすすめランキングを発表!
浮腫みは妊婦が抱える大きな悩みの1つです。こむら返りの原因にもなる不快な足の浮腫み。むくみ解消のために、着圧ソックスを使用している妊婦さんも多いですよね。
でも着圧ソックスは種類によって子宮を圧迫してしまうことがあります。妊娠中は、危険が無い太ももまでの着圧ソックスを選びましょう。
もくじ
妊婦(妊娠中)におすすめのの着圧ソックスの選び方
妊婦さんが着圧ソックスを選ぶ上でのポイントは、圧力が強すぎないこと。ほどよい圧力のものを選ぶことで、浮腫みだけでなく足がつるのを改善することにもつながります。
妊婦のむくみは軽視できません。厚生労働省でも、以下のように記載があります。
医師等から、妊娠中の通勤緩和、休憩時間の延長、つわりやむくみなどの症状に対応して勤務時間の短縮や作業の制限、休業などの指導を受けた場合には、会社に申し出て措置を講じてもらいましょう。
引用:厚生労働省|妊娠が分かったら
妊婦の足の浮腫み
妊娠すると、赤ちゃんに栄養を届けるために血液の量が増えます。血液の多くは水分ですから、妊婦さんが浮腫みやすくなる大きな原因は水分をためやすい体質になってしまうことにあります。
また、子宮が大きくなることで下半身の血行が悪化するとも言われています。さらに運動不足になりがちなため、代謝が低下してしまうことも妊婦さんの足が浮腫みやすくなる理由の一つです。
例えばリンパマッサージによってある程度改善されますが、毎日となるとなかなかたいへんなもの。着圧ソックスなら履くだけで浮腫み対策が可能に。着圧ソックスによる足の浮腫み効果を期待するなら、適度な圧力のものを選ぶことがとても大切です。
圧力が強ければ浮腫みの改善効果が期待できると考えがちですが、これは誤り。特に妊婦さんの場合、圧力の強いものだと血行がかえって悪化する場合もあるようです。着圧ソックスの圧力は、ヘクトパスカル(hPa)という単位で表示されています。パッケージや商品説明などを参考にしてなるべく圧力の小さなものを選ぶのがおすすめです。
夜寝るときも履ける着圧ソックス
足がつる、いわゆる「こむら返り」にお困りの妊婦さんも多いのではないでしょうか。こむら返りの大きな原因として考えられるのが、実は血行不良。妊娠すると運動がしづらくなるため、血行が悪化し足の筋肉が収縮・硬直しやすくなることで、こむら返りを起こしてしまうのです。
そこで妊婦さんにおすすめなのが、夜寝るときも履ける着圧ソックスです。着圧ソックスによる適度な圧力が足の血行を促進し、こむら返りを防ぐ効果があるからです。ただし着圧ソックスの中には、寝ている間に身につけるには圧力が強すぎるものもあります。寝ている間のこむら返りを防ぐのであれば、「夜用」と書かれているものなど、就寝中に利用に適したものを選ぶのがよいでしょう。
妊娠中におすすめ!着圧ソックスランキング
妊娠中におすすめの着圧ソックスランキングです。就寝時に履けるタイプのものは出産後の横になる時間が多い時にも使えます。産後すぐは急激にむくむので、1足あると助かりますよ。
1位ヴィーナスウォーク
ふくらはぎの浮腫みならヴィーナスウォークがおすすめです。
長さ | 値段 | 妊娠中のおすすめ度 |
---|---|---|
太ももまで | 2,980円 | ★★★★★ |
長さは太ももまでです。妊娠していなくても、お腹や骨盤を締め付けたくない人におすすめです。
寝起きのこむら返りを防ぐ為にも、浮腫はしっかり解消しておきたいですね。
2位エクスレッグスリマー
長さ | 値段 | 妊娠中のおすすめ度 |
---|---|---|
太ももまで | 3,980円 | ★★★★☆ |
エクスレッグスリマーは就寝中に血流を良くして体温を上げてくれます。めぐりが良くなるので足のむくみや冷えにも使えます。
着圧力は弱めに設計されていますが、履いた人の満足度は高いです。1足だけ購入することもできるので着圧ソックス初心者にもおすすめです。
3位スラリスリム
長さ | 値段 | 妊娠中のおすすめ度 |
---|---|---|
太ももまで | 1,750円 | ★★★☆☆ |
安いから妊娠中でも買いやすくておすすめ!
長さは太ももまでのタイプで、締め付けすぎないから飛行機で着圧ソックスとして使用するのもあり!
なるべく安く買いたい人におすすめです。
4位クリスチャンスキニー
長さ | 値段 | 妊娠中のおすすめ度 |
---|---|---|
太ももまで | 3,980円 | ★★☆☆☆ |
寝ているときに履くだけでむくみをケアしてくれる着圧ソックス。太ももまでのタイプなので脱ぎやすく、きつく感じたらすぐに取ることができるので妊娠中におすすめ。
定価は1着19,800円の商品ですが、セール中なら安く買うことができます。
妊婦は医療用の着圧ソックスは危険?
着圧ソックスには医療用もあります。妊娠中には、静脈弁が正常に機能しなくなることで静脈瘤が出ることあもり、痛みなどを伴う場合もあります。そうした場合は血液の逆流を防止する医療用を選ぶのもいいかもしれませんが、、着圧ソックスの医療用と市販の違いとは?静脈瘤がある人は買わないでで書いているように医療用の着圧ソックスは圧力が強い傾向があります。
医療用は値段も高く、平均2~3万円です。
また、医療用の着圧ソックスを自己判断で選ぶのは危険です。医療用を買う場合は必ず医師や看護師に選んでもらってください。足のむくみや静脈瘤の状態を見て、おすすめの医療用着圧ソックスを処方してくれます。
圧力が強すぎると、浮腫みが改善されるどころかかえって体に悪影響を与えてしまうこともあるので注意したいところです。とくに静脈瘤などの症状が見られない場合は、通常のものを選ぶのもよいでしょう。
妊婦に合った食事と着圧ソックス
着圧ソックスにはお尻をすっぽり覆うものから太ももぐらいまであるもの、ひざ下までのものなどさまざまな商品があります。当然、妊婦さんにはお腹にかかるものは不適切です。浮腫みが気になる位置やこむら返りが起こりやすい部位に応じて、自分に適したものを選びたいところです。
飛行機に乗る場合は、ひざ下の緩めの着圧ソックスを履いておくと良いです。
とくに寝るときに使用するものであれば、着圧ソックスの素材にも注意したいところ。通気性が悪いものだと、汗などが原因でお肌に悪影響を与えてしまうことも十分に考えられます。
また、浮腫み対策を着圧ソックスだけに頼るのも得策とはいえません。ついつい塩分を摂りすぎてしまいがちな妊娠中の食生活を改善することで、より高い効果が期待できます。積極的に摂りたい栄養素は次の通りです。
- カリウム
- タンパク質
- ビタミンE
- ビタミンB
カリウムには、余分な塩分を体の外に出すのを手伝ってくれる働きがあります。りんごやバナナといった果物のほか、豆類や、ナッツ類、キノコなどに多く含まれます。
タンパク質には、筋肉の育成を助け、むくみ改善に効果があると言われます。肉や魚介類、乳製品のほか、豆類に多く含まれます。ビタミンEは、血行を良くする効果があります。アボガド、ごま、かぼちゃなどに多く含まれます。
ビタミンBは、体中の水分のめぐりを良くし、老廃物などを体外に排出するのを助けます。豚のレバーや大豆、乳製品などに多く含まれます。
妊婦の着圧ソックス【まとめ】
妊婦さんには、圧力が弱めの着圧ソックスがおすすめです。プチプラのものだと、だた圧力が強いだけのものや、弱すぎて効果がないものもあります。
浮腫みやこむら返りを改善するのであれば、きちんとした研究に基づいて作られた、3000円から5000円ぐらいの商品を選んでおけば、効果も実感しやすくなります。
食生活にも気を配りながら着圧ソックスを利用して、上手に浮腫み・こむら返り対策してくださいね。